春夏秋冬のキセキ



そっと、それを神山がすくう


「今日だって…お前の名前が出たがら合コンムリヤリでたんだからな…」


ふいっとそっぽを向く
耳が真っ赤……



「クスクス…」

「なに笑ってんだよ」

「別に〜?」


ニヤッと私は笑って見せた
神山の眉はピクリと動く



「………で、どうなんだよ」

「何がぁ??」

「ッ……!!お前…」




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