RINE‐俺様御曹司×意地っ張り姫-
「―――――――――――・・・え?」

あたしはその言葉を理解するのに少し時間がかかった。

あ・・・。普通にカイの時の口調になってた気が。

しかも、こっちが本物ってばれてるし…。

こんなに早くばれちゃう…いや、まだあたしが蝶のカイだとはばれてないじゃん!!

でも、こんなことが続いたら…

あたし生きていけるのか?!

「海、俺の前では本性だからね!俺も本性出すんだし。あと敬語とか使ったら…」

「分かった、分かりましたよーだ。出してやろうじゃない。本性。」

「そうそう、それでよし。でも、俺意外に見せるなよ?」

はぁ、何かあたしペースの見込まれてる気がする。

なんか、変なこと言ってるし…

先輩にためとか、気が引けるなぁ。周りにどんな目で見られることやら。

いつのまにか大きな扉の前に立っていた。

「理事長室?」

「そうそう。理事長がお待ちかねだよ―。」

大地先輩がボタンを押す。

あたしは一度深呼吸をした。

「はい、分かりました。」

先輩が理事長とスピーカー越しに話し終えるとあたしに言った。

「入っていいって。」

中で待っている理事長。

それは――――――――・・・

< 21 / 100 >

この作品をシェア

pagetop