RINE‐俺様御曹司×意地っ張り姫-


あたしも香織と一緒にあたりを見回した…

あ、あった。


「香織!あそこ!!」


「あそこはあたしたちは座れないの。VIPスペースだから、生徒会メンバーかその周りの人、あるいは先生たちだけなんだよ」

「かな兄のアホ・・・・」


ってか、じいちゃんもだよね。
あたしのためとか言っておきながら、あたしの敵をVIPにするなんて…
パパもだよ。

まぁ、あたしが言ってないから知らないのもわかるけどさ。

かな兄は知ってんだしさ。ちょっとくらい・・・

そして後ろに男の子が経っているのに気づく。


「佐久間様、ここにお座りください」


こいつ誰?!

香織に様付け!?まぁ、分からなくもないけど…

すると、その男の子に向かって香織が優しく微笑んだ。
それにつられてあたしも…。


「ありがとう、じゃぁありがたく使わせていただくわね」


あたしたちが笑顔を向けると男の子は赤くなって去って行ってしまった。







< 57 / 100 >

この作品をシェア

pagetop