幸せな恋にあこがれて
「夢!」

「夢樹!」

「夢お姉ちぁん!」
呼ばれた。
夢とは私のコトね。

「お母さん!お父さんも、お兄ちゃんも、イズミも。どぅしたの!?」
「お前が病院に運ばれたってハルから聞いて…授業もバンドもサボって来た」

「ありがとう☆でも、たいしたコトないの。心配かけてごめんね。」
家族が、こんなに心配するのには訳があるんだけどね…

それより、私は4人家族。兄弟は、お兄ちゃんと私。
イズミは、本当の家族じゃないんだ。家族のようだけど。
私も、お兄ちゃんも妹として接してる。小学1年生。可愛いんだ
私だってイズミは本当の妹としてるよ
「夢お姉ちゃん大丈夫なの…?」
「うん☆全然大丈夫。心配してくれて、ありがとうねっ」

よしよしと頭を撫でてあげるとイズミは笑って喜ぶ
「夢お姉ちゃん大好き」

「私もイズミが好きだよ」

「ハルくんや信也くんよりもー??」
私が信也と付き合ってることは家族は知ってる。

「うーん…やっぱり好きな人が1番だけど、イズミは大切な私の妹。同じくらい大好きだよ」
そう言って、イズミの赤い頬っぺたに触れるキスした。
信也とかから、反発かうけどね(笑)イズミの事情はハルにも信也にも教えてないんだ。

「私も夢お姉ちゃん大好き」
イズミも私にキスした。

私はまだ知らなかった。
……知る訳無かった…。
この後の展開なんて……。知るよしもなかったんだ…。
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