幸せな恋にあこがれて
「えっ…?マジ?」

ぉねがい…

「うん。嫌いじゃぁないしね。」

「ぃよっしゃぁぁぁぁ!!!」

嫌とは言えなかった。
私だって友達の美麻(ミア)みたいに、沢山の恋は出来なくても、少しぐらい恋に溺れたい。50%の幸せで十分だから……お願い…これだけ、わがまま娘にならせて下さい…

「水無月。俺っ教室にもどるな」

「……ぅん…」

照れながら神崎くんは去っていった。





まさかこれを見られていたなんて……
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