いじわる教師といじっぱり生徒



膝の上で震えていた手がふいに暖かくなった。


「震えてるぞ…。」


「っ……

先生、あのね、この人のお父さんがねっ…あのね……」


「大丈夫。…知ってる。」


「へ……?」


「知ってるから。」



私の手を覆う先生の大きな手。


その手にギュッと力が入った。



「よーく知ってるよ…奥村孝夫。」



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