夜色オオカミ









ゆっくりと………



あたしのナカに十夜が入ってくる………。



「………や…っ…十夜……いたい……っ…やだぁ……」



想像なんて軽く超えるほどの痛みに、身体を強張らせて泣いた。



「……止めねぇ……無理だ……。おまえが欲しい……っ。」



「…………あ……っ!」



余裕のない十夜の黒い瞳に囚われて……熱い身体はさらに熱くなる。



黒い狼に激しく唇をふさがれて頭の中までとろけてしまいそうになった……。













隙間なく重なりあった熱い身体



乱れる息遣い



伝わる激しい心臓の音



すべてが










愛おしい。














「……祈咲…祈咲…………っ。」



「……十夜………っ!」

















この日



堪らなく、愛おしい人のモノになった……。










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