ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「気にせず、菅沼さん座ってて」


「ううんっ。あ、良かったら結城くんが座って!」


「……え、いーって。いいっ……うわ!」


結城くんを無理やり座席に押し込んだ。


そしたらすごい勢いで、座席に座らせてしまうコトに。


わ……、やっちゃった。


結城くんは、ちょっと不機嫌そうな隣のおじさんに平謝り。


私も頭を下げ、結城くんをみた。


怒らせた……?






「菅沼さん、意外とバカぢからだな」


って笑ってた。


結城くんの笑顔が朝から見られて……


ラッキー!!


怒ってないんだ?良かったぁ。



< 102 / 425 >

この作品をシェア

pagetop