僕、ギャルと付き合います。
「えっ!? えっ!?
ちょっと、大和!?」


「俺、それまで我慢できひんわ!」


「えっ!? 何言って・・・ええ!?」


突然、車内に連れ込まれ混乱する由梨。


「おまえ、俺なしじゃ
生きていかれへんって言ったやろ?」


「えっ!? ああ、それは言ったけど・・・」


そして扉がプシューっと閉まった。


「あっ! ちょっと!」


由梨は扉をドンドンと叩く。


「由梨、諦めろ」


「え!?」


大和は由梨の腰を持って、ぐっと抱き寄せる。


「由梨・・・」


「ちょ、大和!? 私まだ、心の準備が・・・


「うるさい!」


俺はまた、うだいだという由梨の唇を塞いだ。



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