僕、ギャルと付き合います。
「『何が安心してね』や。
心配なんかしてないちゅーねん。」


由梨からのメールに思わず笑みがこぼれる。


「おぉ~大和ぉ?」


「んん!?」


「何見てるねぇ~ん?」


由梨からのメールを眺めていると、
信樹が隣から顔を出して覗いて来た。


俺は慌てて携帯を閉じる。


「おいっ、なんで閉じるねん?」


「いや、なんでもない!」


「へぇ~じゃあ何で隠すねん?」


「いや、別に」


ギャルとメールしてるなんて信樹には言えない。


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