《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
二言三言、言葉を交わして。



「――わかりました。

お疲れ様です」



あっという間に会話が
終わっちゃったんで、
あたしは『えっ?』と
爽介を見た。



電話を切った爽介は
フーッと大きく息をついて、



「明日仕事が終わってから
本社に来いってさ。

そこで、社長から話があるって」



「……そっか……」



そう言えばパパ、言ってたな。
『結論が出たら直接桐生に
伝える』って。


ホントに、パパ自身から
話すつもりなんだ。



「じゃあ明日――ようやく
わかるのね――」



この決定が、爽介の進む
道をきっと大きく変える。
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