王姫と葉山学園生徒会!


「じゃあ、そろそろ寮に戻るわ。今日の点呼は美姫も煉も来なくていいから」

「ん。連絡とかよろしく」

「美姫ちゃん資料作り速いから助かるよ。これ配れば済むし」


ばさ、と音を立てて大地が持ち上げたのは大量にプリントされた、私の作った資料たち。

ダンスパーティーの事が書かれている。


じゃあお疲れ様、また明日ね。と4人が出ていくのを見送って私は一息つく。


「ダンスパーティーするって言い出してから3時間でここまで決まるのは流石梓たちだね」

「お前も功労者の1人だろ」

「煉は何もしてないんじゃない?」

「そう言われると思ってお前がパソコンに向かってる間に風呂掃除して皿洗いした。そろそろ風呂が丁度いいから先入ってくれば?」

「あれ、煉にしては気が利くね」

「言ってろ」


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