ツンデレ彼氏とツンデレ彼女
「ありがとう」

たまには素直になってみようじゃないか。
あははは。

と思っていたら

「急に素直になるなよな。襲いたくなる…。」

「は?ちょっと何言って…んっ…ふわぁ」

何?今の声、ホントにわたしの声なの?

っていうか、優斗ってキス魔かな…。

そんなことを考えていたら、何かが口の中に入ってきた。

何これ!?優斗の舌!?
これはいわゆるディープキスだな。

「優斗…あ、もうダメ…」

そう言ってしゃがみこんだ。

「はぁはぁ」

わたしが肩で呼吸をしていると優斗はわたしの目の前にきた。

「ゴメン、夢中になっちまった。そろそろ下校時間過ぎちゃうから早く帰ろ。」

あ、もうそんな時間か…。




それからわたしは優斗に家の近くまで送ってもらった。

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