年下ライオンと甘々なKiss

「椎・・・ンっん!!・・・しぃやめ・・
んっ・・!」



そしていきなり、


椎はあたしにキスをして来た。



「んぁ・・。はぁはぁ・・椎?」

「センパイ?二度と可愛いだなんて
言わないでくださいね?
とゆーかもう・・言えないだろ?」




それだけ言って椎は帰っていった。


どうして?


手首には、


さっきまでつかまれていた痛みが
まだ残ってる。



「椎・・・・・・」



目からは、


涙が溢れだす。



なんでこんなに涙が出るの?


椎が子犬じゃなくなったから?



違う・・・・・・あたし、

椎が好きなんだ。




だから、


椎に嫌われちゃったことがすっごく
悲しい。


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