年下ライオンと甘々なKiss

「じゃぁ、行こう?」

「あっ、待てよ・・」



そうだ・・今日はお返しをしないとな。


「今日さ、ホワイトデーじゃん?」

「えっ・・?・・・・・。
あぁぁあ!!そういえばそうだね?」



そういえばって・・・忘れることとかあん
のかこれ?



「でさ・・・、お返ししてぇーんだよ。」

「えっ!?」

「今日一日俺を・・葵夏に好きなようにし
ていいから」

「は?」

「・・え?」




なぜか・・・、

わくわくした表情から曇った顔に変わった
葵夏。



なんでだ?



「プッ・・。あははっ!!最高のお返し
だね」

「は!?
お前そんなこと思ってねぇだろ!?」

「思ってる思ってる♪三倍返しが基本だ
よね?楽しみだね?」

「おっ・・おぅ・・。」



不安が募ってんのは俺だけだろうか?



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