グラウンドの彼




「少し頑張ってみたら?」



梓ちゃんは優しく言う。



「……機会が会ったら」


「何それ……。まぁ、すぐにじゃなくていーか。今はそれよりもコンクールか」



「ぅ、うん」



私達はまた作品をやり始めた。





「少し頑張ってみたら?」か……。


私なんかに出来るのかな……?










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