グラウンドの彼




馬鹿みたい……私。



そんな時、


「美~咲っ!」


「あ、梓ちゃん……」

梓ちゃんが後ろから抱きついてきた。



「どしたの?浮かない顔して」


「そ、そうかな?」



私はごまかした。

昨日のこと、まだ梓ちゃんに話してないし。









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