神と人間と使い魔の伝説
「ほう、何故じゃ?
我は使い魔の中でも凄く強いぞ。」

女はルカに問いかける

ルカはその問いに答えるために口を開く

「僕がここに来たのは、母の形見を拾いに来ただけです
それに、使い魔を連れるほどの人間じゃありませんから」

微笑み、「それじゃあ、僕はこれで」と一言沿え、去ろうとした

すると女はルカの腕を掴む

そして、手の平を自分の方に向けさせた

「オヌシは面白いのう。
気に入った、契約はせぬがこれを渡しておこう。
危険からオヌシを守るだろう」

と女はその手の平に小さな宝石を乗せる

その宝石は金色に輝いていた

「前の契約の主から貰ったのだが我にはもう必要ない。
そのかわり、またくるがよい。
我は退屈なんじゃ」

「ここ、立入禁止区域ですから頻繁には来れません。が、また来れたら来ます。」

ルカは女に笑いかけ、その宝石を握る

「次来るとき、あなたの呼び方を考えてきますね」

と言い残し、ルカは走り去っていった


残された女はルカがいた場所を見つめ呟いた


「…まさか…な」


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