嘘つきな彼女

クローゼットを開けると、お客様から頂いたブランド服の数々。



Malt Syrupとか言うブランドが似合うってお客様に貰った服を1回着てみたら、そればかり頂くようになった。



大人っぽいなと思って調べてみたら、高級ブランドだったっていうのは……今さら仕方がない。



Malt Syrupに埋もれた、今日から着る天海高校の制服を引っ張り出す。



夜遅く帰って来る私のために、なるべく家から近い所へと、おばあちゃんが編入試験を受けさせてくれた。



特待制度のある私立だから、公立に通っていた頃より勉強は頑張らなくちゃいけない。
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