嘘つきな彼女

私が成績を保っていられるのは、尚くんのおかげ。



テスト前の休みがなかったら、絶対無理だった。



「じゃ、じゃあ。この間のカフェ行って、勉強しながら話そう?」



妙に青白い友依が小さな声で言ったから、首を傾げて頷いた。

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