恋愛中学生

☆届いたのに… side☆友也

「はぁ…」
「また、ため息かよ〜。幸せ逃げるぞ?」
そう。
最近ため息が多いオレ。
なぜかって?
そりゃあ、優美亜がまだオレの彼女にならないから。
別れてから1ヶ月は経つ。
だが、今だに直らないクセ。
優美亜がかわいすぎて、すぐにキスしちゃうんだ…オレ。
上目遣いされたら、もうアウト。
はやくこのクセ直さなきゃ……。

「お兄ちゃん!キスって、気持ちいいの?」
ぶぅぅぅぅっ!!!
美花の発言にビックリして、思わず飲んでいたお茶を吹き出した。
「なんだよ!飲んでるときに、変な質問すんなよ」
キスって気持ちいいか?
唇が触れるだけならしたよ。優美亜と。
「うふふ♪お兄ちゃん、優美亜ちゃんとしたんだ〜。ラブラブね♪」
なんなんだよコイツ…。
オレは美花の質問をスルーして自分の部屋に戻った。
つき合ってらんねぇよ。

♪チャラン
ん?メール?誰だ?
メールボックスを開いた。
愛しい人の名前が表示されていた。
やった〜!優美亜!
なになに〜
『まだ…私のもとに帰ってこないの?寂しいよ…』
優美亜…。
寂しい思いさせたな…。
でもね…まだ直らない。
努力してるよ…。
ごめんね…優美亜…。
あぁ…。オレも優美亜と同じ気持ち。
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