恋愛中学生

☆おかしい私 side☆優美亜

私は友也に好きと言ってしまった。
でも友也は気づいてない。
キしか聞こえなかったみたい…。
ならいいんだけど。
泣いちゃったし。
馬鹿だな…。私ったら。

「優美亜?最近泣いてばっかりじゃん。」
華菜が問いかけてきた。
確かにそうかも…。
「そうかな〜?普通だけどなぁ…」
私は認めなかった。
嫌だった……。
誰にも言いたくなかった。

「ホント〜?ならいいけど」
華菜は心配してくれてる…。
素直になれない自分に腹が立った。
私はいつも素直じゃない。
これが原因で親とも友達ともケンカしちゃう時もある…。
このクセ直さないと。

「優美亜!!何で泣いてんだよ。話して?」
友也ぁ……。
無理だよ…。
「何でもないから…!心配無用☆」
私はとびきりの笑顔を作りピースした。
「…心配だ。帰る時に話そ?」
何でこんなに優しいの?
ズルイよ………。
そんなに優しくされたら断れないじゃん…。
友也はいつも私の心で遊ぶ。
でも私は………
友也が大好きだよ。

今日は友也も私も部活がない。
でも秋弥は委員会があるから一緒に帰れない。
だから私と友也は2人で帰ることにした。
「ねぇ…?やっぱオレ?」
ん??何が??
「はぁ?何のコト??」
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