恋心



ボーッと天井を見つめながら、ゆっくりと目を閉じた。



どうして俺たちの母親は、

出て行ったんだろう。



親父、

そんなに悪いやつじゃないじゃん?




それに、俺はあの時7歳で…

若菜はまだ、4歳だったんだぜ?



目を閉じながら…

そんなことを思った夜。



俺は気付けば眠りについていて…



そんな想いとは裏腹に、

その日はすごく良い夢を見れた。

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