君と桜の木の下で。

誓い。

「推薦もらったの。東京の大学から。」








咲は小さく、だけどはっきりとした口調で話し始めた。









「昔からの夢だった。音楽の大学に入りたいって。音楽が小さい頃から大好きだったの。フルートも、ピアノも・・・。音楽全般」








知ってるよ。








咲が音楽が大好きだって。








ずっと隣で咲の音を聞いてたから。









「だから、推薦もらった時、嬉しかった。ずっと悩んでて・・・でも、行きたい。だから、東京に戻って・・・大学に通う。」









咲は俺の目をしっかりと見てそう言った。








「ナツ君・・・。」











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