オタク女とアナログ男


押し倒し、胸に抱き付いて堅さを堪能した後、顔を上げて楠木様…いや、おにいの顔を見下ろす。


「おにいー、機嫌悪いの?」

「おっ、おにい…!?
べ、別に俺は悪くなんか…!」

「むふふ、ツンレレれしゅね、わかりますーっ」

「ツンデレだろ!
て、ツンデレでもない!」

「のり突っ込みか…」



亜美花様がボソッと何かを呟いた。
あ、枝豆食べてるー。
下を見たらおにいの眉間には皺が寄っていて…


「やー、怒らない怒らない。
そんなに怒ってばっかりらと直ぐに老けちゃうおー?」

「ぐっ…!」


「むふふ、素直で宜しい」


真っ赤な顔を隠すように手の甲で口を覆うおにい。

…もえもえ、れすよね。
コレ、え、おにい、え、可愛過ぎないれすか!!!


「ちちちち、ちゅうしても良いれすか…!」

「おーっ、イケミーコ!
生の濡れ場なんて初めてーっ!」

「ちょっ、待っ、早まるな!
こういうのはシチュエーションが大事で…!」

「おにい、だ、だめ…?」

「ブッ…」

「ギャー!鼻血ー!!!」

「ちゅー…!」

「ちょ、その前に血、血ぃ止めて、流血はマズい!」



…私は気が付いたら家にいましたとさ。

とにかく、総司郎君は可愛いし格好良くていい子だと思いました!
お見合いも良い体験だったし…

…久しぶりに、生身の人間にきゅんきゅんしましたし、ね!


 
 

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