結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 パープルの空……


 あれから見てないな~。


 俺はおぼろげに瞳を開く。


 俺の額に誰かが触れていた。


 「じ、神さん!!?」


 いきなり俺が瞳を開けたもんだから…若菜が大声を出す。


 そして俺の額に触れていた手をどけた。


 「そのう…熱下がったかどうか…確かめようと思って…」


 「下がってるか??」


 「はい…」

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