結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》

~神side~

 俺は明らかに…酔っているとは言え…津村に嫉妬していた。


 でも…咎めることは出来なかった。



 二人は両思いだから……。


 津村と1日…楽しい時間を過ごしたんだろうな~若菜は……。


 俺は部長たちと街のスナックで飲み捲くった。


 「社長~若奥さん…一人にしておいていいんですか??」


 部長の一人が俺に問いかける。


 「いいんだよ~夜はたくさんはある……一晩くらい大丈夫!!」


 俺はグラスを置いてマイクを手にした。


 「今夜は朝まで飲んで唄うぞ!!!」



 朝が来てーーー


 昼が来てーーー


 そして夜が来るーーーー




 でも俺たちはずっとともに過ごす夜はないーーーーー
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