結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 俺は…ぶつぶつと言いながら…理人のやりかけの仕事を処理して…自分のデス
クにたまった書類に目を通す。


 親子でスイートルームのフロアに居たのは少し不思議な感じがした。



 俺も女連れだったから…人のことは言えないが…。


 まさか…実の娘に手を出す父親なんて居るか??実は娘ではないとか…人
の家のことであらぬ妄想にふけていると…。


 「!!?」


 人事部からの書類に目は止まった。



 俺の書類の中に副社長である理人の書類が混じっていた。



 「!!!!?なんじゃあこれ!!?」


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