結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 何で!!?


 こんなに俺が熱くなったのかは…分からない。

 
 でも……裏表のある人間は…昔からキライだった。
 俺の親族の如月家の人間は…裏表のある連中がほとんど……。


 セレブ特有の傲慢さが俺は嫌だった。


 情人の息子であった俺は…いつも冷たい視線に晒された。


 父は常に俺に言った言葉がある。


 『目には目を…歯には歯を…

 自分を見下す人間には実力、能力で見返せ』と…


 俺は父の言葉通り実力で社長として認められた。

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