あたしが好きになったのは不良軍団!?

チーム

桜が咲いている。
これから毎日同じ道を歩くんだ。
高校生活はどんななんだろう。
高校生になったらしたいことがいっぱいある。
体育祭に学園祭。
ほかにもきっと楽しいことがまってるはず。
あたしはこの学校に期待して入学した。
だからあたしは笑顔で学校に入った。
そしたらー・・・・
驚くほどに人が多くてあたしは立ち止った。
人が多いのは多いけど目立ってる人たちがいる。
なんだろう?と思いながらもその場に行くんじゃなくて背伸びをした。
あたしは身長が低い方だから見えない。
やっとのことで見えたと思ったのに・・・・
ただ女子たちが男子に騒いでるだけだった。
女子が騒いでるけど・・・同じ女子なのにあたしはまったく興味を持たない。
恋愛なんてしたことない。
てか、友達として好きでも恋愛で好きにはならない。
だから興味のないあたしがこんな所で突っ立てても邪魔になるだけだから玄関に向かおうとしたら、
「ねー君」
声を掛けられた。
「はい?」
返事をして振り向いたらそこには背が高い金髪の男が居た。
あたしはなんでこんな人にあたし声かけられてるの!?ってパニくった。
「君、一年生だよね?」
「あ、はい」
「そっかそっか!じゃあさこれ2年のヒカルって奴に渡してくんね?」
「ヒカル・・・さん?」
「そうそう」
「あ・・・でも名前だけじゃわからないです」
「んー大丈夫だよ。ヒカルって言うだけでみんなわかるからさ」
「はい・・・」
その金髪の男子はあたしに袋を渡した。
袋の中には箱みたいのが入ってて・・・・
「あ、中身は見ちゃだめだからね」
「あ、はい」
その不思議な物をあたしに渡して金髪の男子はどこかに行った。
あたしは不思議な物を持って2年生の教室に行った。
まずは誰かに聞かなきゃと思ってあたしは気の弱そうな男子を見つけ聞いてみた。
「あの!」
「ん?」
「えっと・・・2年生にヒカルって人がいるって聞いてコレ渡したいんですけど今どこにいるかわかりますか?」
「ヒ、ヒカルさん!?」
「あ、たぶんそうです」
「あ・・・・え・・・っと」
中々言わなくてイライラした。
あたしってこんな短気だっけ!?
いや・・・中々言わないこの人が悪い。
「ヒカルさんは2階の学習室にいるよ・・・。」
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