学園恋愛




「あぁ。ありがとうございました」





漣が先生や看護師さんに頭をさげた






私は漣のあとをついて病院を出た




いつもより、お見送りが多かったような…






外に出ると、病院の前の駐車場に飯田さんの車が止まっていた





「お帰りなさいませ、友梨さん、漣さん」






「ありがと」




そういって私はすぐに車に乗った





「学校にはまだ知られていないのか?」





「申し訳ございません…そのあたりはまだ把握できておりません。すぐに確認を」




< 272 / 356 >

この作品をシェア

pagetop