Clear.




「 お前、いいモン持ってるな? 」


「 あっ!おい!!!! 」





ニヤリと意地悪そうに笑う龍弥は
三浦さんの目の前に”ソレ”をだした。






「 これ、録音できるやつ? 」


「 ・・・ってことは、麗華が悲鳴あげるほどの
  メッセージが入ってんだな? 」






カチッと ボタンを押すと
龍弥はあたしを抱き寄せて
音が聞こえないように腕に力を入れた。







『 ・・・してやる! 』







ビクッ





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