Lovers Again~永遠の愛をもう一度~
「小さかったあたしは2人の告白が嬉しくて告白の返事は『どっちも好き』って返事したの覚える…」

俺はその話を聞いて心当たりがあった。


――小さい頃――

『信吾兄、この白い建物の中に入ってみようよ!!』

雅弥、小1

信吾 小5

『ちょっとだけだぞ』

そう言って俺と兄貴が教会の中に入った。


すると小さい俺と同じくらいの女の子が居たんだ。



『『可愛い…』』

俺と兄貴の声がハモった…。

一目惚れだった…。


だから俺と兄貴は女の子に勢いで告ったのを覚えてる……。


そしたらその女の子は『どっちも好きだよ』って言ったのを今思い出した…。


まさかあの女の子は……



「なぁ日和…それって…」

「雅弥と信吾だよ…あたし本当にあの頃、あれ以来会わなかったから泣いたの…でも信吾と出会ってあたし、信吾に『あたしの事、覚えてますか?』って聞いたの…でも信吾はあたしの事なんか忘れてた…」


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