Lovers Again~永遠の愛をもう一度~
<雅弥>
俺の進路は大学…。

本当は地元の大学でも良かった。


でも親父の会社経営は大変らしくてもうちょっとレベルの高い大学の方が良いらしい…。


だから遠距離も覚悟の上で決めた進路…。


「いつ……北海道に行くの?」



「……明後日の午後に……」


「……ヒクッ…うぅ…」

泣き声が聞こえた…。


日和…ゴメン…。


「ゴメン…日和…」

「雅弥はあたしが居なくても平気なの?」


「ッ……平気な訳、ねぇじゃん…でも……俺は親父の会社を継ぎたい…」
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