Lovers Again~永遠の愛をもう一度~
<雅弥>
俺は2年の後輩の女を連れて旧校舎の図書室に来た。


目的は遊ぶ為…。


いわゆる“身体目的”。


止めた…でも日和に嫌われたんなら…もうどうでもいいんだ…。


女は甘い声を出す。

女なんてこんなもんだ。

そう思った…。


いや…『思った』んじゃない…そう言い聞かせたんだ…。



日和…日和…日和…。


「雅弥…先輩ッ…好きです…ぁん…あっ…」


ほら、どうせ同じ事言うんだ…。


この言葉を日和に言って欲しい…。


日和…。

バタバタ…。

バタン!!

走って図書室を出て行く音がした。
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