想い出の宝箱




校舎に入るといろんな奴が

声をかけてくる




もちろん誰の記憶もない



最初のころは見ず知らずの人に

声をかけられているみたいで

怖かった




だけど、侑吾や竜也がよく
そばにいてくれたから


今では声をかけられても
平気だし

だんだんと、名前も覚えられるようになった



名前は俺が思い出せなかったときとかは

きまって彩が耳打ちしてくれる




俺は記憶がなくても幸せなのかもしれない






< 248 / 374 >

この作品をシェア

pagetop