想い出の宝箱


そんなことを言えるはずがなく
しぶしぶ家を出た




そこで出逢ったんだ




「ねぇ、なにしてんの?」


「え?」


一人でブランコにのっていると
うしろから
声をかけられた


驚いて顔をあげるとそこには

自分と同じくらいの年の男の子が
不思議そうに私を見ていた




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