私の彼は20才の高校生
夏休み

あずみの決意

夏休みに入ってからの私は、毎日数馬と行動をともにした。



なんかもう数馬が、そばにいる事が当たり前になっていた。



私のわがままをいつでも許してくれる。



そんな数馬を見て瑠璃さんが、「数馬あずみに甘過ぎ。今からそんなんで、この先どうするの。」



数馬はいいの。いいの。惚れた弱味だから、なんとでも言ってくれ。



と笑っている。



私は数馬にこんなに愛されて幸せだと思った。



瑠璃さんはさっきから笑っている。



今日はブライダルショーの打ち合わせがあり、



私も数馬もミキさんの事務所に呼ばれていた。



なんかドキドキする。



瑠璃さんに肩を叩かれた。


「このショーはあずみにかかってるんだからね。」



さっきまでのドキドキが100倍になりそう。



横で数馬が心配している。



< 116 / 201 >

この作品をシェア

pagetop