空の竜〜リュウに選ばれし者たち〜


家につくなり、しわくちゃの顔をおばあちゃんは鼻が当たるくらい近づけて言った。


段差になった玄関の内側に、我が家にいるみたいにどっかんと荷物をおろし、おばあちゃんを見るわたし。



変わり者なおばあちゃん。


おばあちゃんは、いつもこの話をしてる。


後でまた聞くことにして……。


「おばあちゃん、のど、かわいた!」



ついたばかりのわたしは、そう言った。



おばあちゃんの話は楽しい。


おばあちゃん自身も、楽しい。


マイペースで、小さなことにこだわらない・・・・・・。




おばあちゃんが、台所に行くのを見て、わたしも家の中心にむかう。
< 2 / 100 >

この作品をシェア

pagetop