空の竜〜リュウに選ばれし者たち〜
「なにしてんねん!!」
大ちゃんの声がいきなりして、リュウは何事もなかったみたいに、
すっと、わたしから少し離れ目をはなした。
動かなかった大ちゃんが、何か、スイッチでも入れられたみたいに動き出した。
まるで、大ちゃんだけ、たった今
時間が動き出したみたいに・・・・・・。
大ちゃんは、少し、わたしの前に立って。
リュウとの間に入る。
大ちゃんごしに、見るリュウは、どちらとも
目を合わそうとしない。
ただ、やっぱり
ほんの少し。
わたしをちらりと見て・・・