空の竜〜リュウに選ばれし者たち〜
大ちゃんは、怒ってるみたいに、言葉を続けた。
「俺は、純が好きやねん!! それやなのに、こいつが、頭ん中で、めちゃめちゃに…しろ言うて…いや!! だからってやったらあかんやろ!! だああ!!」
大ちゃんの早口に、また
わたし
ぼけっとなる。
でも、どんどん、どんどん。
呼吸がはやくなってくような…
『人間の欲は、恐ろしいなあ。きいつけや?』
「お前の方がおそろしいわ!!」
大ちゃんのリュウに対して、恐ろしいほど、早いツッコミの後。
わたしは勇気を振り絞って・・・
口をはさむ。