空の竜〜リュウに選ばれし者たち〜
大ちゃんは、すぐには答えず、間をあけて言った。
「わからん。ただ、またあいつは来るんやろな。それも、ばあちゃんのとこや・・・・・・」
言いながら、わたしたちは、首を傾げ。
山を降り始めていた。
選ぶって・・・・・・
どこと、どこ?
知りたい、知りたくない。
二つの気持ちが交差して、わたしは難しい顔をしていたみたい。
「眉間にしわ、できるで?」
ぐりぐりと、大ちゃんはわたしのおでこを押してくる。
それでも、笑えないわたし。
わたし、泣きそうになってるの。
必死に我慢してる。