バイバイ、大好きだったよ。





中庭に来てみると、そこには和泉龍がいた・・・。メールを送ってきたのは和泉龍だったらしい。






「和泉龍・・・さん?」





「あぁ?」





私が呼ばれてわざわざ来たのに、ものすごい形相で睨みつけられた。私は、文句を言いたいのを我慢した。





「あの・・・私にメール、おくりましたよね?」






「あぁ。話があってな。」





「話し・・・?」




私はヤンキーに目をつけられたりすることをした覚えがない。「逃げたいっ!」そう思ったけど、悲しいことにそれを実行する勇気が私には1ミリもなかった・・・。
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