バイバイ、大好きだったよ。





そう言って、龍は手伝ってくれた。





「ふぅ~、疲れたー。やっとおわったね。」






「あぁ、コレのどこがすぐ終わるって思ったんだよ。」







「あはは、でもありがと。」






私が龍に笑いかけると、少しだけ顔を赤くしていた。なんでだろう?疑問に思ったが、あまり気にしなかった。








すでに時刻は6時前、もう外は真っ暗だ。これから、職員室にこの大量のプリントを届けに行かなければない。
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