バイバイ、大好きだったよ。




電話をかけてきたのは龍だった。私は正直緊張していた。だって、彼氏と電話何て初めてだし・・・!






「どうしたの?」





「あ、いや今日俺学校行ってなくて、陸がりなが学校休んでたって言ってたから、心配で・・・。」






陸とは龍の友達だ。龍から連絡が来なかったのは知らなかったからなんだ・・・。私は少しホッとしていた。龍に好かれている自信がなかったから。






「ごめんね?心配かけて。今日は少し体調悪かっただけだから、明日は学校いくね!」







「そうか・・・。じゃあゆっくり休めよ。ムリはしなくていいからな?」





そう言って龍は電話をきった。
< 43 / 154 >

この作品をシェア

pagetop