バイバイ、大好きだったよ。
今お姉ちゃんはお風呂に入ってる。親は買い物。弟は寝てる。今しか言うチャンスはない。
「どした?りな。」
「あのね、準。私、準の事がすき。お姉ちゃんがいるのは解ってるけど、どうしても好きなの・・・。」
「・・・。」
「何かいってよ!」
「ここじゃなんだから。これに連絡して?」
そう言って準は1枚の紙切れを私に渡した。それには、準のアドレスと番号が書かれてあった。
「いいの・・・?」
「うん。連絡まってる。」
「分かった。じゃあまたね。」