INCOMPLETE A PICTURE BOOK



「まぁ条件ってのは、俺がお前の作る空間にいること、だ」



つまりは緒方の力は潤の力と供にでなければ意味は無いも同然。



「ってかお前んちどこ?」



もっと早く聞けよ。



なんとなく方向あってるから、知ってるもんだと思ってた。



「スロウハイツってマンション」



キキーッ




いきなり車がとまった。



「何?」


「何号室?」


「はぁ?508だけど?」


「あちゃー」



なんで落ち込むんだ。



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