年上彼氏
リコちゃんの舌が俺の唇を押して…そっと入ってきた

ぎこちなく…

熱い舌が…


熱を持っている


俺はなんとも言えない甘い感覚に溺れた


彼女にされるまま…


そっと離れた唇…

俺を見つめる潤んだ瞳。


我慢出来ない…

強く抱き締めたリコちゃんが咳き込んで…


取っていたマスクを着けた

『ケンジさんに染る…』


『キスでとっくに染ってるよ』


リコちゃんの顔が赤いのは…キスのせいじゃない。


おでこに手を当てたら…さっきよりも熱い。


俺は車を出して、リコちゃんの家に急いだ。
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