幼なじみとの甘い恋♪
2、

―次の日の朝。

今日は髪をいつもより丁寧にセットした。


ピーンポーン、ピーンポーン…

「はぁーい」

母親の高い声が聞こえてくる。


「桃香~、陽くんよ~」
こんな高い声は、どこから出しているのだろう。

「はいよ~っ」
と言って玄関に向かう。


「おはよっ、迎えに来た♪」
満面の笑みの陽平。


「あ、ありがと…」
別に迎えとかいらないんだけど…。

それから陽平と下に行き、チャリを出し始めた。
そして、チャリのまたがり、


「乗って」
と言ってきた。


< 14 / 18 >

この作品をシェア

pagetop