Sky☆Love ~俺の彼女は空を飛ぶ~
たっぷりな野菜が入り
じっくりと煮込んだと思われる
鶏がらスープの粥を食べ
身体があったまった時…
「あ…」
「??…」
芹沢みなみが
オレの顔をじぃっと見つめる
な、なんだっ?!
「な、なんだよっ?!
なんか、顔についてンのかっ?!」
「ううん、
私…アンタの名前…
ちゃんと聞いてなかった…
ゴメン…教えてくれるー?」
申し訳なさそうに
ちょっと上目遣いになった表情が
また、オレをドキリとさせた
「あ…あぁ…
米田哲弥 だよ
呼び捨てでも、なんでも好きなよーに
呼べばいいよ」
「ありがと
うーん…じゃぁ…」
少し目を伏せて考えた…
お…
まつ毛、なげぇ…
…と思ったら
「ヨネテツっにするっ!」
うわっ…略された…
まぁ…な…
キムタクもマツジュンも
略されてるし…な…
「お好きにどーぞっ」